channelSriLanka スリランカ情報

18 July 2019 Thu

トレッキング ハイキング

スリランカの滝

 スリランカ中央高地を中心に、トレッキング・ハイキングも人気があります。シンハラジャ森林保護区に加え、2010年にはホートン・プレインズ国立公園周辺が「スリランカ中央高地」として、ユネスコ世界文化遺産に登録され、その多様な生態系が一層注目を集めている地域です。数々の滝や小川など、山間ならではの癒しの空間と相なり、さわやかな気候も人気の一つです。

シンハラジャ森林保護区 Sinharaja Forest Reserve

1988年「シンハラジャ森林保護区」として、ユネスコ世界自然遺産に登録されました。

南西部に位置する熱帯原生雨林は、セイロン島固有種の宝庫として知られています。保護区内(8,564ヘクタール)に生える樹木の60%以上は固有種だと言われ、20種以上の固有鳥類以外にも哺乳類、両生類、爬虫類、チョウ類などの希少固有種を見ることができます。

ホートン・プレインズ国立公園 Horton Plains National Park

ホートン・プレインズ国立公園は、ヌワラエリアの高地丘陵地域(標高2,100メートル以上)に位置し、2010年にはスリランカヒョウなどの希少な動植物が生息していることから、重要性が高いと判断され「スリランカ中央高地」として、ユネスコ世界自然遺産に登録されました。

草原と多雨林に覆われた公園内(3,160ヘクタール)には、固有種を含め750種の植物、24種の哺乳類、87種の鳥類が生息し、多様な生態系に満ちあふれています。ハイキングやトレッキングも楽しむことができ、スリランカ・サンバーやカオムラサキ・ラングール、トク・モンキー、スリランカヒョウなどに出合うことも醍醐味の一つです。高さ1,000メートルの「ワールズ・エンド」の絶壁から眺める展望は、大自然のすばらしさを感じさせます。

アダムスピーク Adam's Peak(Sri Pada)

アダムスピークは、スリー・パーダの名でも知られる、中央高地・南西に位置する標高2,243メートルの聖山です。山頂に残る「聖なる足跡」は、宗教を超えて崇められており、12月から5月にかけての風雨の少ない時期に、多くの巡礼者がご来光に合わせて頂上を目指します。

この「聖なる足跡」は、仏教徒には仏陀がスリランカを訪れた際に残した足跡、ヒンドゥー教徒にはシヴァ神、キリスト教徒、イスラム教徒にはアダムが残したものであると言い伝えられる、神秘的な造形物として知られています。

バードウォッチング

スリランカは、鳥たちの楽園としても知られています。渡り鳥を含め430種以上の鳥類を観察することができ、そのうち26種はセイロン島固有種です。毎年8月を過ぎた頃になると最初の水鳥たちが、北インドやシベリヤ、西ヨーロッパからスリランカの湿原やラグーンに飛来しはじめ、2月から3月にかけてそのピークを迎えます。シンハラジャ森林保護区では、探鳥の醍醐味である固有鳥類が20種以上も生息していると言われています。また南部のブンドゥラ国立公園、ヤーラ国立公園では200種以上の鳥類を観察することができます。

バタフライウォッチング

900メートル以上の丘陵地帯を中心に255種のチョウが生息し、そのうち23種はセイロン島固有種です。一年を通して観察できるチョウもいますが、南西モンスーン(3月~4月)、北東モンスーン(9月~10月)の時期に最も多くの種類を見ることができます。ホートン・プレインズ国立公園周辺は、チョウ観察エリアとして最もよく知られています。

また、巡礼地として名高いアダムスピークは、古くからスリランカ先住民族であるヴェッダによって「サマナラ・カンダ チョウの頂き」と呼ばれ、崇拝の対象となっていました。当時から南西モンスーンの時期には、たくさんのチョウが飛び交うことからこの名前がついたと言われています。

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