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23 January 2019 Wed

ダンブッラ Dambulla

 スリランカのほぼ中心に位置するダンブッラは、「黄金寺院」と呼ばれる石窟寺院があることで知られています。スリランカ随一の規模を誇る石窟寺院は、高さ160メートルの岩山に造られた5つの洞窟から構成され、現在でも聖地として多くの巡礼者が訪れています。

 寺院内には、「黄金寺院」の名前の由来ともなった金色に輝く仏像、美しく繊細に表現された壁画や天井画(総面積2,100平方メートル)と見どころが満載です。周辺を平地に囲まれた岩山からは、遠くにシギリヤを展望することもできます。

 また、ダンブッラには「イーバンカトゥワ石棺跡 Ibbankatuwa Ancient Burial Grounds」と呼ばれる鉄器時代の石棺跡があることでも有名です。1970年に発見された墓跡は、紀元前5世紀に、北インドからシンハラ民族がランカ島に移住してくる以前の先住民族の遺跡です。

歴史

石窟寺院は、紀元前1世紀にワラガムバフー王(Valagambahu)によって建てられたました。南インドの勢力により、アヌラーダプラを追われる身となったワラガムバフー王は、15年におよぶ避難生活を、ここダンブッラの洞窟僧院にて過ごしたと言われます。その後、権力を回復したワラガムバフー王は、その感謝の意を石窟寺院を建てることにより示します。以後、シンハラ王朝歴代の王により、ダンブッラ石窟寺院はその規模を拡大することになります。

他都市からダンブッラへのアクセス

都市名 距離(km) その他
コロンボ 160  
アヌラーダプラ 65  
キャンディ 70  
シギリヤ 10  
ポロンナルワ 70  

ユネスコ世界文化遺産

153体におよぶ仏像、壁画、天井画からなる洞窟寺院は、1991年「ダンブッラの黄金寺院」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。

第一窟 Cave of the Divine King

岩山より切り出された金色の涅槃像(全長14メートル)が寺院の大部分を占め、そしてその頭側にはヴィシュヌ神、足側にはアーナンダ像があります。

第二窟 Cave of the Great Kings

最も大きな洞窟(間口52m、奥行き23m、高さ7m)で40体の座像、16体の立像があります。天井には、18世紀に仏陀の生涯を描いたと言われるテンペラ画があり、その中央付近からは聖水が絶え間なく滴り落ちています。ダンブッラの地名「Damba 岩」、「Ulla 泉」は、この聖水に由来していると言われています。

第三窟 Great New Monastery

50体の仏像、そして18世紀に描かれたキャンディアン様式の壁画、天井画があります。

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