channelSriLanka スリランカ情報

19 August 2018 Sun

アヌラーダプラ Anuradhapura

 スリランカ北部・中央地帯に位置するアヌラーダプラは、紀元前4世紀に、シンハラ王朝初めての首都が築かれた街です。ジャングルに覆われた40平方キロメートルにも及ぶ広大な遺跡内には、宮殿、寺院、僧院をはじめとするプライスレスな古代仏教遺産が数多くあります。また、緻密な都市計画による町割りや貯水池を含む灌漑施設は、当時の土木技術の高さを窺い知ることができます。

 周囲を瞑想の地に囲まれたこの仏教都市は、幾度となく南インド・チョーラ王朝の侵略・征服を受け、その度に奪回の歴史を繰り返してきました。しかし、993年 チョーラ王朝に征服されるのを最後に、1,300年にも及ぶ長い歴史に幕を閉じ、再び深いジャングルの中に埋もれることになります。

 なお、スリランカ中央部に位置するアヌラーダプラ、ポロンナルワ、キャンディを結んだ、仏教遺跡の集中する三角地帯は「文化三角地帯 Cultural Triangle」と呼ばれ、地域全体の遺跡を見て回れる周遊チケットも販売されています。

他都市からアヌラーダプラへのアクセス

都市名 距離(km) その他
コロンボ 205  
キャンディ 140  
シギリヤ 80  
ポロンナルワ 100  
ダンブッラ 65  

ユネスコ世界文化遺産

古代仏教都市、そしてスリランカ仏教発祥の地アヌラーダプラは、1982年「聖地アヌラーダプラ」として、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。

スリランカへの仏教伝来

古代インド・アショーカ王の命を授かった子息、マヒンダとその6人の使者がスリランカに仏教を伝播したと言われています。紀元前247年6月(ポソン)満月の日、アヌラーダプラ近郊ミヒンタレーの地で、4万人の兵士を引き連れ鹿狩り興じていたデーワーナンピヤティッサ王は、マヒンダと運命的な出会いをし、それを期に仏道に帰依したと伝えられてます。以後、仏教はスリランカ人の心のよりどころとして、二千年以上もの長い間にわたり深く信仰され、今なお、ポソン満月の日には多くの仏教徒がミヒンタレーに巡礼に訪れます。

菩提樹 Sri Maha Bodhi(Bo Tree)

ゴータマ・ブッダが、その下で瞑想し悟りを開いたと言われる、ブッダガヤの菩提樹の分け樹を、アショカ王の妹・サンガミッタがもたらしたと言われています。スリランカ仏教徒の最も大事な聖地の一つです。

トゥーパラーマ・ダーガバ Thuparama Dagaba

デーワーナンピヤティッサ王によって建てられた、スリランカ最古のダーガバ。巨大な尖塔を持つドームには、仏陀の鎖骨が祀られていると言われています。

ルワンウェリ・サーヤ大塔 Ruwanwelisaya

アヌラーダプラのシンボルの一つと言われ、英雄・ドゥッタガーマニー王によって建設が開始されたダーガバ。三大仏塔の一つ、象のレリーフが有名です。

アバヤギリ・ダーガバ Abhayagiri Dagaba

紀元前1世紀に、バラバンガ王によって建てられた高さ74メートルのダーガバ。元は100メートルの高さがあり、5,000人の僧侶を収容できたと言われています。三大仏塔の一つであり、スリランカに一時栄えた大乗仏教の総本山でもありました。

その他見どころ

「アヌラーダプラ民族博物館 Anuradhapura Folk Museum」

1971年開館 当時の生活様式を知ることができます

「イスルムニア精舎 Isurumuniya Vihara」

ロック・テンプルとも言われます

「ミリサワティ仏塔 Mirisaveti Stupa」

紀元前2世紀 英雄・ドゥッタガーマニー王によって建てられたダーガバ

「ジェーターワナ仏塔 Jetavanarama」

三大仏塔の一つ、122メートルの高さを誇る最大のダーガバ

「クィーンズパレス Queen's Palace」

ムーンストーン、ガードストーンが有名

Ads by Google